内山クリニックが目指す目標は、三つあります。一つは地域密着型のかかりつけ医や家庭医を目指すこと、次に感染症拡大防止対策の徹底、もう一つは予防医学(アンチエイジング医学)を重点においた医療を提供することです。
1999年の開設以来、「病気を診ずして、病人を診よ」をモットーに、小児からご高齢の方まで幅広く対応することが出来る家庭医を目指し努力してきました。プライマリ・ケア医として通常の内科診療はもちろんのこと、小児診療や在宅診療にも積極的に取り組んできました。また、各種健康診断、予防接種、学校医・園医・産業医としての業務、訪問診療や介護施設での診療などの地域保健活動にも積極的に従事してきました。これからも、必要な時には専門医、専門医療機関と連携しながら、最新の医療情報を熟知しつつ、地域医療、保健、福祉の面で幅広く貢献できるかかりつけ医、家庭医を目指していきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2020年1月頃から急速な勢いで全世界中に広がりました。感染症対策の基本は、感染源対策、感染経路対策、宿主感受性対策の3つと考えます。感染源対策は、感染源を発見して地域において非感染者と隔離することです。医療機関での療養だけでは対応できず、自宅療養や宿泊療養などを実施し在宅診療やオンライン診療を行ってきました。また、PCR、抗原検査などの検査能力を高めるため、自治体による無料PCR検査場設置や抗原検査キットの無料配布を実施し私たち医療機関も最大限協力してきました。感染経路対策としては、これまで通りマスク着用、手指衛生、3密対策の励行が重要と考えます。当院は、東京都から指定を受けているインフルエンザ・新型コロナウイルス感染症発生件数を報告する定点医療機関であり、令和4年12月に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の改正に基づき、平時からその機能・役割を確認した上で、東京都と医療協定の分担・確保に係る協定(医療措置協定)を締結しました。そして、あらゆる感染症予防対策に重要なワクチン接種にも積極的に取り組んでおります。
日本はこれまで経験したことのない超高齢化社会を迎えておりますが、いつまでも若々しく健康を保持することは万人の願いであります。アンチエイジング医学(抗加齢医学)とは、加齢という生物学的プロセスに介入を行い、加齢に伴う動脈硬化や加齢関連疾患の発症率を下げ、健康長寿をめざす中心的な予防医学です。また、アンチエイジング医学の対象はすべての年齢であり、どの年齢においても人体として最良の状態を保ち、実年齢よりも若くベストな心身を作ることを目標としています。当院では、アンチエイジング医学の視点に立った健診や診察を行い、正しい食生活の指導、運動療法、サプリメントや健康食品を取り入れた食事療法などを紹介しながら、医学的根拠に基づいた予防医療を行っております。
人々が健康的な生活を営むことができるように地域住民とのつながりを大切にし、安心、安全、健康長寿を目指す社会に貢献していきたいと思います。
院長 内山 克己
* 医学博士
* 臨床検査専門医
* 臨床内科専門医
* プライマリ・ケア認定医、指導医
* 抗加齢医学専門医
* 臨床検査管理医
* 日本医師会認定産業医
* 身体障害者認定指定医(呼吸器疾患)
* 難病指定医
* 解剖資格認定医(病理解剖)
* 健康食品管理士
* NR・サプリメントアドバイザー
* メディカルスーパーフードアドバイザー
* 日医かかりつけ医機能研修制度修了
* 東京都かかりつけ医認知症研修修了
* 地域包括診療加算・地域包括診療料に係るかかりつけ医研修修了
* 厚生労働省指定オンライン診療研修終了
東京慈恵会医科大学卒業。
東京慈恵会医科大学臨床検査医学教室にて血液学、病理学、臨床細菌学、輸血学、臨床生化学を研鑽し講師就任後、東京慈恵会医科大学第三病院内科学第2講座(一般内科、呼吸器内科、循環器内科)に移籍。
その後町田市民病院に出張し呼吸器科医長、検査科長として就任し、在宅酸素療法患者会の結成と運営、拠点病院としてのHIV感染症診療、町田市民病院在宅訪問診療、町田市肺がん検診、医師会との連携、検査科のマネジメントなどに力を注ぐ。
1999年内山クリニック開設、2014年医療法人社団永健会理事長就任。
家庭医として幅広く内科疾患や小児科疾患の診療、訪問診療、および健診や予防医学に重点を置いた地域密着型医療を目指し現在に至る。
2016年1月21日 杉並区功労表彰受賞
* 杉並区立大宮小学校校医
* くまの幼稚園園医
* 和泉町幼稚園園医
* 東京都水道局和泉庁舎嘱託産業医
* 特別養護老人和田堀ホーム嘱託医
* そらまめ保育園(桜上水)嘱託医
* キッズガーデン杉並和泉嘱託医
* 日本臨床検査医学会
* 日本内科学会
* 日本プライマリ・ケア連合学会
* 日本外来小児科学会
* 日本呼吸器学会
* 日本抗加齢医学会
* 日本臨床内科医会
* 日本臨床栄養協会